SMD杭工法

SMD杭工法は、くい先端部の外周に杭径の2倍から3倍程度の大きさの螺旋翼(外翼)を取り付けた鋼管杭を右回転により回転貫入させる工法です。杭頭部に回転トルクを与えることによって、外翼が地盤から推進力を受け、地上部には無排土の状態で回転貫入します。また、くい先端部の管内は開端で、鋼管内に螺旋翼(内翼)が取り付けられ、完全閉塞の場合とほぼ同等の支持力を実現する構造となっています。このSMD杭工法は、低騒音・低振動での施工が可能であり、また、地質改良工法や先端根固め工法などのセメントミルクを使用しないので排土処理が一切不要です。このため、掘削土や泥水などが発生しない環境に優しい工法です。

杭先端部に杭径の2~3倍の外翼を装備した鋼管杭を使用し、先端N値6以上の粘土質、砂質地盤に適応。杭打ち止め時に、地盤を乱す事なく高い支持力を発揮します。

地上部に産業廃棄物となる建設発生土を一切出さない回転貫入方式ですから、二次公害の心配もありません。また、施工機械も小型ですから住宅密集地でも近隣に威圧感を与えません。

施工機械や杭のサイズも非常にコンパクトで、持ち運びや、施工性に優れ、ローコストに直結する工期の短縮を実現します。

鋼管杭先端が閉塞していないため回転貫入開始時には、鋼管内に土が入り、芯ずれを起こしにくくなっています。また、内翼が取り付けてあるため、鋼管内に入った土が締め固められ、貫入完了時には閉塞効果を発揮し、完全閉塞の状態と同等の支持力を発揮します。

SMD杭 ▶︎

杭を吊り込んで、杭先端を杭芯にセットし、振れ止め装置で固定する。

杭に回転駆動装置により回転力を与えて地盤中に回転貫入させる。

下杭を適切な位置で打ち止め、中杭あるいは上杭を接続する。

所定の深度まで回転貫入させて打ち止め、回転キャップを外して施工を完了する。

杭芯ずれが許容値内であることを確認し、杭頭キャップをする。

施工完了後に施工機械を用いた載荷試験を行い、支持力の確認をする。

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